大久野島へ

風が心地よい5月のある日、大久野島へ出かけました。

今は、大久野島はSNSでもラビットアイランドとしてその名を世界に知られています。おしゃれになった忠海の港にも外国からのお客さんがいました。

今回、一緒に行ったAくんはフェリーに乗るのも初めてで、もちろん島へ渡るのも初めてです。前日に、ホーム長からウサギがたくさんいるよと聞いていましたが、信じていなかったそうで、島に着いてかわいいウサギがお出迎えすると「ほんとに、うさぎおるやん!」と声を上げていました(笑)。

 早速、港で買った”ウサギのおやつ(えさ)”をウサギにあげました。足元に寄ってきたり、後ろ足で2本立ちになったり、ウサギのかわいらしい様子を見てAくんも「かわいいなぁ」、「けんかするなよ」とウサギに声をかけていました。

 ウサギにおやつをあげつつ、Aくんと島をゆっくりと散策して、毒ガス資料館では戦時中に毒ガスを製造していたという大久野島の歴史にも触れることができました。ちょっぴり、神妙な顔をしていたAくんでした。

 自然のなかでのんびりと過ごして、ウサギのかわいらしい様子に触れて穏やかな気持ちになることができました。

自立援助ホーム ハレアカラ

広島県の三原市にある自立援助ホーム ハレアカラとは、男子定員6名の自立援助ホームです。様々な理由で親や家族とは暮らせない、または児童養護施設を退所しなくてはならなくなった青少年たちが暮らす家です。

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